春季大会:公開シンポジウムオンライン開催のお知らせ(3月28日)

2022.1.5

日本家禽学会2022年度春季大会

- 公開シンポジウムオンライン開催のお知らせ -
「家禽サイエンスの飛躍と深化を目指して」 

日   時: 2022年3月28日(月)13:00〜17:30(予定)
場   所: オンライン開催(Zoom利用)
参 加 費: 無 料
定   員: 500名(先着順)
申込方法 : 事前予約制です。
申 込 先: https://forms.gle/HiuiuWBEGbyibwNn6
申込期限 : 3月24日(木)
       ※申込受付は終了いたしました。多数のお申込ありがとうございました。
      

<参加者の皆様へ>
 この度は公開シンポジウムにお申し込みを頂き、ありがとうございます。
 3月25日(金)に、ミーティングID等の会場アクセス情報をメールにて送信しました。
 メールが届いていない場合は下記までご連絡ください。 
 なお、迷惑メールフォルダに振り分けられている場合もありますので、ご確認をよろしくお願いいたします。

 <緊急連絡先>
 28日(月)12時まで 
   京都大学 友永 tomonaga.shozo.4n_at_kyoto-u.ac.jp
     ※_at_ を@に変更してご連絡ください。

 28日(月)12時以降
    学会事務局
    携 帯   070-3256-8777
    メール  jpsa-s@naro.affrc.go.jp
 ※28日(月)は学会の固定電話に出ることが出来ませんので、上記携帯かメールへの連絡をお願いいたします。

テーマ1: 「水畜産領域における昆虫飼料化に向けた取り組み」

講演時間:13:00~15:00

オーガナイザー

 松本由樹(香川大学)
 眞鍋 昇(大阪国際大学)

プログラム

 講演1:水畜産領域における昆虫飼料化に向けた取り組み
      香川大学農学部 松本 由樹

 講演2:新たな飼料原料としての昆虫利用について
      大阪府立環境農林水産総合研究所(昆虫ビジネス研究開発プラットフォーム) 藤谷 泰裕

 講演3:水産養殖での昆虫ミール:魚粉代替と機能性
      愛媛大学大学院農学研究科 三浦  猛

 講演4:養鶏・養豚における飼料用昆虫の利用について
      香川大学農学部 川﨑 淨教

概要

 国連食糧農業機関(FAO)は、牛、豚、鶏などに代わる重要な動物性タンパク源として「昆虫」を取り上げた報告書を2013年に発表した。その結果、近年、我が国でも大学やベンチャー企業において昆虫食及び昆虫飼料化に向けた研究やビジネスの扉が開かれ、昆虫利用やビジネスに係るルール形成に資する議論が活発化している。一方、海外では今年5月にEUではイエローミールワームが新規食品として承認され、他の昆虫利用についても随時追加されつつあり、多様な昆虫がヒトの食料や家畜のエサとしての利用拡大に弾みが付くことに期待されている。本シンポジウムでは、新たな飼料原料としての昆虫利用について、昆虫ビジネス研究開発プラットフォームでの取り組みを紹介するとともに、水畜産用飼料として昆虫をどのように利用できるのか、先行する研究紹介を通して昆虫飼料研究の展望について情報共有したい。

テーマ2: 「鶏卵のメタボロミクス」

講演時間:15:30~17:30

オーガナイザー

 後藤達彦(帯広畜産大学)
 友永省三(京都大学)

プログラム

 講演1:メタボロミクスを活用した鶏卵の品質評価技術の構築
      キユーピー株式会社 研究開発本部 福岡 真実

 講演2:鶏卵の生産プロセスと関連する代謝物質を追って
      慶應義塾大学 先端生命科学研究所 若山 正隆

 講演3:鶏卵の遊離アミノ酸に関わる遺伝および環境要因の探索
      帯広畜産大学 グローバルアグロメディシン研究センター 後藤 達彦

 講演4:アニマルウェルフェアにより卵質は変わるのか?
      東京農工大学農学部 新村  毅

概要

 近年、鶏卵の研究において低分子代謝物質の網羅的解析(メタボロミクス)が試みられるようになってきた。しかしながら、本手法は多くの家禽学分野の研究者に馴染みがなく、黎明期にある。そこで、本シンポジウムは、鶏卵のメタボロミクスへの理解を深める機会となることを目指す。最初に、鶏卵のメタボロミクスを用いた研究例として2つの講演を行う。ひとつは、鶏卵の食味性と関連する低分子代謝物質の探索および解析であり、もうひとつは、鶏卵の生産プロセスに関連する低分子代謝物質の探索および解析である。次に、鶏卵のメタボロミクスに取り組みはじめた2つの研究を紹介する。ひとつは、鶏卵の遊離アミノ酸に関わる遺伝および環境要因の探索であり、もうひとつは、福祉的な飼育による鶏卵内低分子代謝物質の変動探索である。最後に、総合討論を通して、鶏卵のメタボロミクスにおける注意点、特性および目指すべき将来について多面的な議論を行う。

配信、視聴方法について

Zoomにてライブ配信を行います。
3月25日(金)にZoomへのアクセスに必要な情報を参加申込して頂いた皆様にメールにてお知らせする予定です。

問合せ先

日本家禽学会事務局 
E-mail jpsa-s@naro.affrc.go.jp
TEL 029- 838-8777
携帯 070-3256-8777

 当学会は現在、鶏卵・鶏肉の消費拡大に関する基礎・実用化研究の発信に加え、家禽学を担う人材育成を通じて、学会および産業界の活性化を図ることを目的としてシンポジウム、公開講演会の開催等の活動を行っております。また、家禽に関する様々な情報を一般の方々に、わかりやすく解説する活動につきましても、学会活動の一環として行ってきています。皆様のご参加をお待ちしております。
2018年3月1日以前の
お知らせ一覧はこちら
このページの先頭へ戻る